2006.11.29 Wednesday
ベシャメル明石焼
さきほどヤフー!のスポーツニュースで初めて知ったことには、サッカーJリーグのシーズンマッチメイキングは手仕事ではなく『Jリーグマッチスケジューラー』というソフトウェアによって決定されているらしい。愛称は『日程クン』。どこから突っ込めばいいのか全く分からない。何で『君』でなくて『クン』なのか。目的語がないのは何故なのか。そもそも『日程クン』という語感のどこに推薦される要素があるのか。特に最初の『クン』については日本サッカー協会宛に質問の電子メールを送りたいくらい混乱している。そんなに親しげな語感が欲しかったのだろうか。だったらもっとましな愛称があるだろうよ。『助さん』とか『松ちゃん』とか。前者はスケジューラー、後者はマッチの部分からとったあだ名である。まあどっちも『日程クン』と大した違いはねえな。スポーツニュースだけあって中身について詳しく書かれてはいなかったが、基本的な仕様としては各クラブチームの要望、同一日に同一地域での試合を行わないなど種々の条件を入力するとワンシーズン分のマッチメイキングを自動で行ってくれる仕組みのようである。また、一部の試合を手入力にすることも可能と、けっこうフレキシブルなシステムらしい(その程度はやってくれないと困るけど)。ただし、条件を複雑にし過ぎると約九十時間も計算した挙げ句に「解無し」の結論を出すという冷酷無比な面も持っている。そこはエラー部分を除いた部分解だけでも提示して欲しいものである。いやそれはやってくれるんですかね。詳細は存じません。 で、このシステムは〇四年に二千万円もの巨費を投じて導入されたと同ニュースは報じていた。それはまた豪気なものですね。三年や五年で回収できるのですかしら。 二千万円というのは導入費用だろうから、保守料など含めてランニングコストが毎年百万円くらいかかると予想される。それを管理系ソフトウェアの耐用年数である五年で回収しようと思ったら単純計算で一年当たり五百万円のコストダウンが必要になる。元々人間が手作業で行っていたとして、年間五百万円といったら人件費に換算して雑魚一.七人分、中堅ならば一人分くらいになる。果たして費用対効果の観点から見て十分な効率化が為されるのか。多分答えはノーである。マッチメイキングにかかる時間は一人の人間が行ってもせいぜい二ヶ月程度だろう。その間残業全開で仕事を続けたとしてもせいぜいが八十〜百万円といったところ。ランニングコストにも満たない額である。では効率化に繋がっていないじゃないかという話になればまたそれもノーであって、管理系ソフトウェアの評価を金銭的なものだけに留められない難しさがここにある。特に季節労働的なシステムであれば、費用が効果より大きくなる場合でも仕方ないと言わざるを得ない。人繰りの問題然り、一人頭の労働時間然り、確度の問題然り。キリハラの働く会社でも先頃連結決算対策として二千万円のソフトウェアを購入した。実際にどれだけの効率化をなし得ているかは一概に言えないものの、システムの正確さと並列データ処理に関しては一定の成果が出ている。 だからまあ、金の無駄遣いに見えてもそこは勘弁してやらなきゃいかんのだよなあとしみじみ思った。仕事休みっぱなしのくせに。 それとは全く関係なく、給与がマイナスになった分を次回一時金から差し引く旨の請求書が人事部から送られて来た。キリハラが所属する会社の場合、給与規則上長期休暇をとればどこかで給与がマイナスになるのは仕方がない。具体的には、普段は欠勤分のマイナスが次月給与から引かれる形であるところ、長期欠勤扱いになる(三ヶ月以上連続して休む)と控除形態も変わり、次月ではなく当月分給与から当月欠勤分が引かれることとなる。するとある月の給与から当月欠勤分と前月欠勤分の両方が控除され、結果として給与なのにこちらが支払う異常事態が発生する。それで社員に対する請求書なんてものが発行されるのである。 なので給与マイナスについては既に諦めがついていたのだが、何故だか前回の病欠時よりも大分マイナス額が減っていた。どのくらいかというと、思わず人事部に感謝したくなるくらい。しかし給与も給与体系も変わっていないのに金額が大きく異なる点はどうも要領を得ない。もしかして、前回のマイナス額は多すぎたんじゃねえの?実際有り得ない金額だったしよう。はっきりせいやS。いや嘘ですSさん。 一度じっくり話を伺いたいと思ったりしたキリハラ、されど薮を突いて蛇を出すようなことになったら困るから喜ぶだけ喜んであとは放っておくことにしている。世知辛い社会人生活、余計な詮索はせずに末端で細々と暮らして行くのが摩擦も少なくてよろしい。よろしくねえ。とっとと抜け出してやる。 |
さきほどヤフー!のスポーツニュースで初めて知ったことには、サッカーJリーグのシーズンマッチメイキングは手仕事ではなく『Jリーグマッチスケジューラー』というソフトウェアによって決定されているらしい。愛称は『日程クン』。どこから突っ込めばいいのか全く分からない。何で『君』でなくて『クン』なのか。目的語がないのは何故なのか。そもそも『日程クン』という語感のどこに推薦される要素があるのか。特に最初の『クン』については日本サッカー協会宛に質問の電子メールを送りたいくらい混乱している。そんなに親しげな語感が欲しかったのだろうか。だったらもっとましな愛称があるだろうよ。『助さん』とか『松ちゃん』とか。前者はスケジューラー、後者はマッチの部分からとったあだ名である。まあどっちも『日程クン』と大した違いはねえな。
零
「ちょっと出かけて来る」「晩ご飯は?」「それまでには戻ります」「それじゃメイド喫茶か」ほっとけ。とは言えずにはははまあそんなとこなんて笑顔を見せ颯爽と秋葉原へ赴く。このところ我が家でよく目にする風景であります。もちろん出かけるのがキリハラ、メイド喫茶を言い当てるのが父上ないし母上です。帰って来ると「今日もメイド喫茶?」とか訊かれて返答に詰まることもしばしば。まさか「メイドじゃなくて猫だよ!シスターもあるんだよ!」とは言い返せないしそのつもりもありません。父上には理解出来ぬと首をひねられ母上からは何が楽しいのか懐疑の眼差しを向けられ、それでもメイドさんやら猫やら妹やらシスターやらの元を訪れるキリハラは一体何なのか。あまつさえ東京に出て来た友人を誘い始める始末。一人気ままに読書をするという本来の目的は既に見失われつつあり、今は秋葉原のメイドカフェをコンプリートする義務感とマンネリ感しかございません。そうは言っても紅茶ないしカプチーノにケーキをワンピースつけて、それをお供に読書をすること自体は楽しいものでありますから、今後もメイドカフェ行脚は続けられることでしょう。本音を言えばもっと近くにあるコムサカフェの方が安くていいのだが、ここまで来ておいて今さら引き返す道などあるはずもございません。男キリハラ、メイドさんと浮沈を共に致します。嫌だなあ。
いきなり自己言及的な話もどうかと思うが、昨日の記事はひどかった。おそらくここ一年の間に書いた記事の中で最もクオリティが低かったのではないだろうか。それが証拠に朝方PHSからeMacマイラヴに送られて来る未来の自分宛メールも「昨日の記事はひどい。それとバックアップの話を書いてないから書け」なんて罵倒文のみだった。バックアップというのは、二代前のiMacが突然動かなくなって卒業論文の文章データやら書きかけの小説、mp3の数々が雲散霧消するという悲しい事件を良き糧とした、ハードディスク内の必要データを外部ストレージへ移してやる作業を指す。最初はCD-ROMでやっていのがそれではとても追いつかなくなり媒体をDVD-ROMに変更、更には二十ギガバイト近くに上る音楽ファイルをDVDに逃がそうとしたらそれだけで四枚も使うわけで、それは考えるまでもなく非効率だからと言ってゴールデンウィークに百六十ギガバイトの外付けハードディスクを買い、さあいつ本体が壊れてもいいように毎月データを保存しようとなったのだが怠け者のキリハラはそんなしょっちゅうやらんもんだから外付けさんは哀れ埃まみれの姿を晒し、さすがに可哀想と思う気持ちが芽生えたので音楽ファイルを一気に二百ほど増やした昨日、ついでにバックアップをとってみた。その間実に三十分。だったら毎月やれよ。というわけで今後はもう少し期間を狭めてマイラヴeMacのご臨終に備える体制を立てる所存である。
ここ数日、寝ようとすると海外サッカーのことが頭を占めるようになり、布団にくるまりながら毎晩のようにサッカー選手の名前を思い出そうと必死の格闘を始めるため寝付きがとても悪くなりました。そんなものは毎度のごとくPC宛に電子メールを送るなり何なり明日に持ち越すことにしてとっとと就寝に集中してしまえば良いという話もございますわけで、なるほどそれは正論かもしらんと片手を冷たい真夜中の空気に晒しPHSのキーをぷちぷち叩きメールを送るには送るのですが、しかし以前はすらすら思い出せた事柄が出て来ないのは気に入らないものですから、結局思い出すまで苛々と落ち着かず寝返りを繰り返すのでありました。結果出力された名前は皆様にとってどうでも良いものでしょうから割愛するとして、記憶の引き出しから忘れかけた事象を取り出す作業は脳の活性化に繋がるかもしれません。これからもどんどんやって行こう。とはいえ、元を辿れば忘れかけていること自体が問題です。興味の対象から外れているにしろ、一応人の名前くらいは大脳皮質に焼き付けておきたい。それが出来なくなっているのは年なのか単に惰弱さが表出しただけなのか。どちらにせよ脳細胞にとって良からぬ事件であることは間違いなく、少しは危機感を持つべきなのかもしれません。
ブックマークに入れて毎日百回くらい訪問しているウェブログさんの記事に、「人間っていうか自分の中にあるものは後天的、ア・ポステリオリなものであって生まれつき備わった性質なんてないんじゃねえの?そうだ、その通りだ!だからとりあえず自分の芯を見つめるのはやめて、経験によってどんどん新たな性質を貼り付けて行こうぜ!」みたいなことが書いてあって、まあ先天性の欠如については賛成しかねるものの、現状の自分に対してプラグマティックに接して行こうという態度には思わず首肯させられた。そうだその意気だ!自分探しなんざ糞食らえだ!というところまで来て近頃の自分を振り返ってみたら自分探しに拘泥していたことに気付き非常に気恥ずかしくなった。でもよ、小説書けないんだから原因を内側に求めるのはしょうがねえじゃんよ。なんて言い訳は自分にすら通用しないのでこれからはキリハラも外側に興味を向けてペタペタ斬新な付箋を貼り付けて行くことにした。
別段皆様にお伝えするような事件も起きず、ウェブログの執筆から目を逸らし続け漫画など読み昼寝をしサッカー五輪代表の試合をテレビにて観戦し風呂に入ってさああとは寝るか書くかの二択だどうしよう、いっそ今日くらいは逃げ出してしまおうか、いやそんなことをしたら、稚魚を川に放してやって待つこと三年、オホーツク海での過酷な体験を経て南下、川を遡上し釣り人の網にかかるべく成長した鮭をみすみすヒグマの餌にしてやるがごとく、毎日毎日使えない頭をぶん回し更新を続けてきた成果なのか糞っ垂れトラックバックボックス参加の報酬なのか知らん、とにかく少しずつではあるものの増え始めた読者諸賢にまたぞろ愛想を尽かされてしまうのではないかと強迫観念にかられ、ハロゲンヒーターに背中を晒しながら冷たい汗をかき半笑いでディスプレイと見つめ合っているのがキリハラであります。ここまでで既に一杯一杯なのはお分かりいただけましょうが、自分で決めた規定字数があるのでもう少しお付き合いいただきたい。

